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![]() ![]() 今日、南青山の「岡本太郎記念館」に行って来た。 前回書いた<太陽の塔>への恋慕が募り、実物をいつか見に行く前の助走として。 「岡本太郎記念館」は旧岡本太郎邸で、中庭やアトリエに作品がそのまま残されている。 それらも勿論魅力的なのだが、2階に展示されている<太陽の塔>のミニチュアの方が僕には遥かに魅力的だった。 大阪万博に向けての<太陽の塔>制作過程がDVDで流されているのも興味深く観た。 それで思い出したのだが、大阪万博当時は<太陽の塔>の周りは大屋根で囲われていた。 それはまるで<太陽の塔>というロケットのための発射台のようだった。 他のパビリオンやその大屋根のせいもあって、当時は<太陽の塔>の大きさはさほど感じなかったのかもしれない。 ところが、今や<太陽の塔>は剥き出しで独りぼっちであり、それ故にその巨大さもより生々しい。 他の仲間は絶滅したのに、時代を間違えて生まれて来てしまった巨人のように。 受付の方が「写真を撮っても構いません」と言われたので(と言うか「どんどん撮って下さい」というようなニュアンスだった)、<太陽の塔>のミニチュア(1/50)の写真を撮ってみた。 普段はコーヒーの写真しか載せないけれど、今回は特別にアップしてみた。 コーヒーの横にあるのはポストカード。 その「岡本太郎記念館」の入口に、カフェテラスのあるカフェがある。 中庭の作品群を眺めながらコーヒーを飲めるなかなかいいカフェ。 ところが、僕が本を読みながらコーヒーを飲んでいる横で、サラリーマンらしき3人が<ユーロ>がどうの<為替>がどうのと、この世で最も下らない話をしていた。 そんな話は岡本太郎の作品を観ながらする話じゃないし、中学生がアイドルの話でもしてる方が余程マシだと思った。 彼らが去った後、急に都会の真空のような静けさが降って来て、僕は何処でもない場所にいるような気になった。 本当はケーキも美味しそうな店だった。 <今日のコーヒー> 南青山「a Piece of Cake」 フレンチコーヒー 550円 ▲
by matchan-h
| 2008-06-16 16:32
| 美術
![]() 2007/6/26 僕の旅をする楽しみのひとつは、各地の美術館を巡ること。 ふと立ち寄った美術館で、たまたま好きな画家の展覧会をやってたりすると「ラッキー!」と思うし、普段はあまりお目にかかれないその地方出身の画家の作品を観るのも楽しい。 今回の旅では、念願の大原美術館を初めて訪れることが出来た。 ちなみに、僕が思ういい美術館の条件は、収蔵作品の質(量ではない)、立地(街から離れすぎず、かつ環境がいい)、美術館の建物自体の美しさと居心地のよさ、そして館内にあるレストランやカフェの雰囲気。 今まで20以上の美術館を訪ねていると思うけど、僕の中でこれらすべてを満たしている美術館にはまだ出会っていない。 これらのうち3つの条件を満たしている美術館はかなりいい美術館だと思う。 大原美術館は、先に挙げた条件の中でも、立地と美術館自体の美しさという点ではかなり上位にランキングされる。 ただ、倉敷の美観地区にあるという最高の立地条件であるが故に、観光客があまりにも多く、本当は美術になんか興味ない人たちも多く訪れるという点が少し残念だ。 僕が訪れたのも火曜日の開館時間前だったのにも拘らず、僕以外にも既に観光客が周りに沢山いた。 必ずしも僕が好きな作品が多かったとは言えないけれど、特に19世紀以降の近現代美術に関しては、その歴史をひと通り網羅している作品が展示されているのは私設美術館としては稀有なんじゃないかと思う。 後から気付いたのが、僕は何故か岸田劉生の作品を見逃していた。 そういう点も含めて、また立ち寄りたい美術館だ。 写真の絵葉書はアンドレ・ドランの「イタリアの女」。 この喫茶店は、美術館の中ではなく、すぐ隣りにある蔦の絡まる古い喫茶店。 「エル・グレコ」という店名があまりにもストレートだ。 <今日の喫茶店> 倉敷「エル・グレコ」 コーヒー 450円 ▲
by matchan-h
| 2007-07-08 22:03
| 美術
![]() 島貫めぐみ展に行って来た。 阿佐ヶ谷パールセンターの中ほどにあるの小さな喫茶店「Cobu」へ。 今回彼女の作品が展示されてるのは喫茶店だが、出会いも喫茶店だった。 彼女がウエイトレスをしていた代々木の「TOM」という喫茶店のレジ前に置かれていた彼女の個展のDMを僕が見た時に始まる。 そのDMの絵を見て、面白そうだと思い銀座で開かれていた個展に出かけた。 それ以来ここ数年、僕は彼女の作品を観続けている。 彼女の素晴らしい点は、何度も画風を変えながら作品の質が落ちない所だ。 壁にぶつかって変化しているというよりも、まるで自ら脱皮しながら成長を続けているようだ。 今回の数点の作品も、70年代ロックのアルバムジャケットを思わされる不思議な雰囲気。 特に写真にも写っているDMに使われていた絵の暗い紅は印象的だった。 この個展が行われている「Cobu」は、商店街に面している婦人服の店の奥にあるこじんまりした喫茶店。 時々こういう展示をしているらしい。 僕は島貫めぐみ展を観るために今までに3度ほど訪れているが、とても落ち着く店。 阿佐ヶ谷はほんとうにいい喫茶店や飲み屋が多いといつも感心する。 <今日のコーヒー> 阿佐ヶ谷「Cobu」 キリマンジャロ(本日のサービス) 420円 ▲
by matchan-h
| 2007-04-29 10:14
| 美術
![]() 前回、「復活!」と高らかに宣言してから、はや3ヶ月。 「おいおい、あれからどないなってんねん!?」とツッコまれても仕方ないような放置ぶり。 今回はあまり気負わず、「とりあえず続いてますよ」くらいの感じで再開を・・・。 これを書いてる現在は2007年1月2日のだけど、これは昨年の12月10日。 世田谷美術館の「アンリ・ルソー展」の最終日。 滅多に行くことのない用賀で、美術館からの帰りに見つけた喫茶店。 まず「アンリ・ルソー展」だけど、全くの期待外れ。 ルソーの作品自体はいいけど、あまりにも点数が少な過ぎる。 他はルソーに影響を受けた国内外の画家の作品で埋められていて、 大々的に宣伝していたわりには、すごく薄い展覧会だった。 その帰り道の遊歩道沿い、古い木造の倉庫みたいな建物があった。 それが今回の喫茶店。 と言うか、実は骨董品店兼喫茶店らしい。 店内にはアンティークな箪笥とかテーブルとかバスタブが置かれていて、 客席に使われているテーブルや椅子も木製の古く味わいのあるもの。 周辺の環境とも相俟って、すごく落ち着く雰囲気。 独りで読書や書きものをするのにぴったりの喫茶店だった。 都心ではこれだけゆったりとしたスペースの喫茶店はなかなか存在しにくいと思う。 写真右側はアンリ・ルソーの絵葉書。 <今日のコーヒー> 用賀「工房花屋」 レアオールド 500円 ▲
by matchan-h
| 2007-01-02 06:33
| 美術
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